福本からのメッセージ

一流の精巧な技術で皆様の満足にお応えする本格工務店として

私は以前旅行業というサービス業の世界におりましたが、その仕事に対しプロ意識というものがあまり感じられませんでした。旅行の知識というと、交通手段は何かまたどのような時間帯があるか、どこのホテル(旅館)の設備がよく料理がおいしいか等、一度行けば分かるような知識が主でした。ですから、自分自身が行った事がない場所に関しては事前に調べますが、お客様の方が詳しい時も多々あり逆に教わる事もありました。また旅行は『全てうまくいって当たり前』の性質をもっており、少しでも不快に感じることがあればその旅行自体がダメになってしまうのです。ですからお客様に満足を与える為に細心の注意を払い、極めたサービスを提供する必要がありました。

建築業界に移った時に強く感じたことが2つありました。一つは業務知識の難しさ。旅行のように一度では理解できない知識です。観点を変えれば知識を身に付けることができれば、旅行業界の時に感じられなかったプロ意識が持てるということでした。
二つ目は業界自体がいい加減だということ。どういうことがいい加減なのか?それは多々ありますが、お客様との約束を平気で破る、見積のいい加減さ、知識のごまかしなど、数えきれないほどあります。皮肉なものでこの点においては旅行業界にいたときの方がはるかに良いと感じましたし、既にそれを身に付けた自分がいました。

初めから建築業界にどっぷりはまらず、違った視点を持った私がこの業界に来てまず考えたのは、知識の習得をすれば新しい対応ができるということでした。2級建築士の取得及び、現場での作業による現場知識。資格の知識は直接現場施工には反映される事はありません。やはり施工を知らないと全体を把握する事は不可能です。

この2本柱を家の大黒柱と喩え、あとはまわりを固めていこうと決めました。まわりにあたるのは営業力と技術力です。営業力は私次第ですが、技術力はやはり素晴らしい職人さん次第です。よい職人さんを選別する目も養わなくてはなりません。よい職人さんを探し協力してもらう事は恐らくはお客様を探す事より難しいと考えます。そして考えていた体制が形になり、『一流の精巧な技術で皆様の満足にお応えする本格工務店』という文言をつけました。この言葉に恥じることなく常にお客様第一に考え、一流の仕事を続けていくために。これからも貪欲に知識を習得し、満足のいくサービスと技術を皆様に提供できるよう努力してまいります。

株式会社建組 代表取締役 福本 智