ホームインスペクション
数多くの現場経験があるからこそ、
信頼できるホームインスペクション。
劣化診断は「建組」にお任せください。
これからの時代 不動産売買において不可欠であるホームインスペクション。
これまでの中古住宅売買時の建物の状況把握(現況診断)は殆ど行われておらず、立地等の『アピールポイント』を大きくクローズアップして建物の瑕疵や劣化部分は隠蔽される傾向がありました。日本における中古住宅特有の取引形態に『現状有姿』特約が設けられ、取引後に発覚した瑕疵に対応してもらえるケースは少ないのが現状です。そして事前点検が行われていない為引き渡し後にいろんな箇所の補修が必要と判明し、修理費用が予想以上に嵩んでしまいリフォーム予算を削らざるを得ないケースも少なくありません。
そのような現状を踏まえ『ホームインスペクション』は空き家問題を含めた中古住宅流通促進を解消するための『要』として注目され、その指針として2013年6月に国土交通省から第三者中立性を重視した『インスペクションガイドライン』が策定されました。それ以降ホームインスペクションは普及の一途を辿り出しています。
第三者性を重視する建組ホームインスペクションは、経験と実績を積み重ねて関西トップクラスのサービスを展開しています。
最も需要の多い『ホームインスペクション』は中古住宅購入前に行う現況診断ですが、ホームインスペクションを実施することによって、その時点の建物の状態を知ることができ購入の判断材料になります。また不具合箇所が分かりますので購入後のリフォーム計画も立てることができ、トラブルのない安心した取引をすることが可能です。欧米では1970年代より行われ現在では取引時の8割以上で実施されておりほぼ常識となっています。
ホームインスペクション
もともとは中古住宅の購入検討材料として劣化状況を把握する為のホームインスペクション。(住宅ストック流通の為の住宅診断、買主への情報開示が目的)
中古住宅売買前に買主サイドからの依頼が多いのが現状でしたが、平成30年の宅建業法の一部改正から少し変化がみられています。『住宅診断の有無』という項目が重要事項説明書に盛り込まれましたが、インスペクションに対して宅建業者が消極的な為、期待されたほど普及していません。また既存住宅状況調査技術者が増えたことにより依頼が分散され、本来の中古住宅のインスペクションの依頼件数は減っているのが現状です。
これからの中古住宅時のインスペクション普及の鍵を握るのは宅建業者以外にありません。それとインスペクターの質も問題です。最低限のことをまともにインスペクションできる人を教育するシステムの構築も必要です。診断内容のばらつきは問題であると思います。
まともなインスペクターをどう選べばいいのか?消費者サイドも勉強が必要です。
現状最も多いご依頼は、築浅物件の不具合診断です。新築引き渡し直後から築後3年程度の物件。引き渡されてからの心配(例えば基礎のひび割れ)で業者に見てもらっても『これはよくあることです。』『こんなものです。』と言われても消費者の不安は払拭されません。
ご依頼を頂きインスペクションしてみると、『欠陥』と呼べる重大な瑕疵が見られることが大変多いのが現状です。
建物を建てるという重責を担う建築会社、ほんとうに責任感のない業者が多すぎて驚きが隠せない時が多々あります。建築の知識(構造、仕様、施工、工程、仕上げ)は当然のことながら、各工程でのチェック、最終引き渡し時のチェックまでしている業者がどれくらいいるのか?当たり前のことですが、それを行うのが現場監督です。無資格名前だけのお飾り監督ではありません。チェックを行い問題があれば補修して引き渡すのが当たり前。それをやっていないから私のところに依頼が来るのです。
どうか、新築住宅(注文、建売)を建築購入された方は、是非引き渡し前の内覧会でインスペクションを入れて不具合がないかを確認して下さい。注文住宅でも必要なの?と思われるかもしれませんが、信頼があれば不要かも知れません。引き渡し前ならまだ対応してくれて何とかなります。引き渡された後では適当にごまかされてしまう可能性が高いです。今までたくさんそういう現場を見てきました。
どういう形であれ、インスペクションはこれからの時代とても重要な役割を果たすサービスとなるでしょう。時代の流れから考えても間違いはないと確信します。売買時だけでなく自宅メンテナンスにも有効的なインスペクション。業者の言いなりにならない為にもお抱えインスペクターを持つ時代です。
既存住宅状況調査の違い
≠
ホームインスペクション
平成30年4月に改正された宅建業法で中古住宅の売買の際に行われる重要事項説明に、既存住宅状況調査を実施している場合にはその結果について説明することが義務づけられました。
この調査を 行うことができるのは、既存住宅状況調査技術者の資格を持つ者のみ(建築士に限定)となっており、従来の建築士でないインスペクターの資格では行うことができません。
今までインスペクションという言葉も知らず実務経験のない建築士が、わずか5時間程度の座学講習を受けるだけで認定される驚きの資格です。
以前からホームインスペクションを行っている者からするとあり得ない調査です。状況調査資格ができるまでのインスペクターの数はスキルは別として恐らく1,000名程度だったと思いますが、状況調査により資格を得た建築士は3万から3.5万人と言われています。
一気に35倍もの数になったのです。利用する人はその中からきっちり診てもらえるインスペクターを探すことになったのですが、何を基準にどう探せばいいのか?ということになります。
建築士に限定されていることから当然『級』で選ぶ人が圧倒的に多いことは一目瞭然。
すなわち一級建築士の状況調査技術者です。ほぼ今までインスペクションをしたことがない人たちです。
国土交通省が定めた調査項目・調査方法により行いますが、通常であれば約1時間から1時間半もあれば終わる調査となっており、従来のホームインスペクションの内容とはかなりかけ離れています。
買主の為に現状把握するためのホームインスペクションが、うわべだけの十分に調査しないものになってしまいました。床下・小屋裏には当然入らず、建具関係の状況や設備の状況も不十分な調査です。
これでは買主さんの判断も難しくなるだけでなく、経験不足の状況調査技術者による見落としや誤診も増え 購入後賠償を求められることも多くなっているようです。
仲介業者さんに頼らず自らいいインスペクターを探す目を養って下さい。
ホームインスペクションは中古住宅売買時以外にも、新築住宅引渡し時の内覧会時の施工不具合チェックや、新築住宅建築時の各工程施工チェックなど多岐に渡ります。また雨漏り調査や外壁・基礎のクラック(ひび割れ)調査などのスポット診断のご依頼も多く建物に関するあらゆる診断を行っています。
昨今増え続けている『太陽光パネル』の設置後の施工チェックのご依頼も増えています。太陽光パネルの設置工事は許認可制となっており、誰でも施工できるわけではありません。許認可を受けている業者の建築に対する知識が少なく施工スキルが低いことが浮き彫りとなり問題視されつつあります。太陽光パネルは電気設備ですが、その設備を屋根の上に設置する工事は、建物(屋根)の構造等をよく知る熟練した者でなければなりません。しかし多くが知識のない業者によって施工され、現状施工後わずか数年で雨漏りが生じ構造体力上主要な部分である屋根版に劣化が生じているケースが多いのが現状です。
サービスの流れ
ホームインスぺクションを
依頼するにはどうすればいい?
診断時に必要なものって何?
中古住宅購入時の場合
ホームインスペクションを実施できることになっても不動産契約直前に行われることが多く、急な診断依頼が圧倒的に多いのが現状です。当社では第三者性を基本にできる限り依頼者様のご希望に対応できるよう心がけています。
不動産契約前のホームインスペクションに際し、買主様側からお問合せ頂く際に必要な情報は下記となります。こちらの情報を基にお見積りをさせて頂きます。
-
ホームインスペクションを実施するにあたり、
売主様と仲介業者に了承を得ているか? -
物件所在地・建物の構造・間取り・
面積・建築年などの情報。 -
図面の有無
(最低限平面図、あれば立面図その他) -
ホームインスペクション希望日時
その他のご依頼の流れ
ご自宅の点検の為のホームインスペクションや新築住宅の内覧会をご希望の方は中古住宅購入の場合と違い時間等に制約はないかと思いますので、中古住宅購入時と同等の内容をお知らせ頂ければお見積り可能です。
また、施工チェック、太陽光パネル施工チェック、雨漏りの調査等をご希望の方はご希望の調査内容をお知らせ頂ければお見積り致します。 これらのホームインスペクションは第三者性ではなく、依頼者様側の立場で診断させて頂いております。
診断内容
ホームインスペクションって
どういうところを見てもらえるの?
ホームインスペクションで診断する内容は、外部及び内部の目視検査を基本としています。(1次検査と位置付ける非破壊検査です)目視の他、触診や打診、機器を使用した調査が主体となります。
主な診断部位は
大きく分けて下記の5部位です。
-
外部の状態
基礎、外壁、屋根、軒裏、
樋、外部金物、バルコニー等 -
内部の状態
壁、床、天井、階段、
サッシ、建具 -
床下の状態
基礎の内部、床土台組、束等
-
小屋裏・天井裏の状態
小屋組、屋根下地の野地板、
小屋束、金物等 -
設備の状態
給水・給湯・排水・換気・
火災報知器等
外部の診断
室内の診断
屋根裏及び天井裏の診断
床下診断
設備診断
ホームインスペクション依頼例
ホームインスぺクションを
ご依頼頂いたお客様の声を
ご紹介いたします。
ホームインスペクション依頼例(1)
中古住宅診断 (購入検討中の買主様からのご依頼)
ホームインスペクションというサービスができたきっかけとなった中古住宅売買前のインスペクション。殆どが買主様からのご依頼です 昭和56年6月以前に建築された旧耐震住宅から築浅住宅まで、時代に応じた建築を調査します。今までお客様からいろいろなお言葉を頂きました。
診断一例
お客様の声
先日はわかりやすく丁寧な説明をしてくださりありがとうございました。
福本様へご相談するに至った経緯ですが、ある協会のホームページから福本さんを見つけ出しました。大阪、京都の各ホームインスペクターさんのホームページを調べて、”ホームページの内容が明確でわかりやすく、ホームインスペクションの説明部分も信頼できる内容”という点が、福本さんにお願いした理由です。
先日は長時間にわたる調査、ありがとうございました。
また、報告書も早く作成していただき本当に助かりました。無理をさせてしまい、申し訳ないです…お体、大丈夫ですか?
報告書、細かい!分かりやすい!妻と一緒に、お願いして良かったと、つくづく話しています。やはり、傾きとクラックが少し気になりますが、そこまで大きな問題はなさそうですので契約することに決めました。かし保険にも対応して頂けるので福本さんにお願いしてほんとうに良かったです!
福本さま、お世話になります。
本日はご無理申し上げ、時間を短縮してご診断頂きありがとうございました。帰宅してもう一度よく考えたいと思います。購入するか否かはまだ分かりませんが福本さまにインスペクションをお願いして本当によかったです。
ご報告頂きましたらおそらくお尋ねしたいことがあるかと思います。お忙しいなか恐縮ではございますが引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
ホームインスペクション依頼例(2)
新築購入後2年以内のお客様からの
不具合診断のご依頼
新築購入直後から2年以内程度のお客様から様々な不具合の調査のご依頼がここ数年大変増えています。そのほとんどは建売住宅(分譲住宅)です。自由設計という物件は注文住宅ではなく建売住宅です。
細かいことであろうと買主様にとっては重大なことではないか?と不安になるものです。引き渡された後に業者に問合せても『これはよくあることです。問題ありません。』とあしらわれる事が多くみられます。業者に相手にしえもらえず不安が募った方からのお問合せです。
調査に伺うとほば間違いなくたくさんの不具合や施工不良が確認されます。私が作成した報告書を元に業者へ対応を求めることになりますが、どれだけの対応を、そして補修するとして的確にされているのか毎回とても気になります。 このような事態を少なからず避ける為にも、新築完成時引き渡し前に行われる内覧会でインスペクションを入れるべきと強く思います。
その時点で不具合や施工不良が見つかった場合、ほとんどのケースではきっちり対応してくれたと聞いています。業者も引き渡し前竣工金集金前ということで、対応も柔軟です。本来、このようなケースではインスペクションしたくないのは私だけではないと感じています。きっちりと施工する業者が増える為にも今後も細かくチェックさせて頂きたいと感じます。
通常トラブルになるケースが多く診断を受けること自体躊躇しますが、 これからも所有者様(消費者様)に寄り添い、正しいことを明確にして 少しでもこのような欠陥が減るよう働きかけたいと強く思います。
診断一例
お客様の声
御社(福本さん)を選んだ理由、いろいろ調べた中で「最終的に仕事をするのはヒト」という判断基準で経験と勘で決断した「人物最優先」が福本さんでした。ホームページの記述や写真の雰囲気や表情、過去から現在の仕事ぶりを拝見し、私でなくても判断できると思いました。
某社と比較していましたが、結局頼まなくて良かったと思います。
ホームインスペクション依頼例(3)
新築内覧会立会いのご依頼
殆どが買主様からのご依頼です。
新築完成時引き渡し前に行われる内覧会で行うホームインスペクションです。お客様が業者からいろいろな説明を受けている間に、建物の施工チェックを行うものです。
診断内容は中古住宅とほぼ同じですが、大きく違う点は第三者性でありながら、依頼者様に寄り添った目で診るということ。購入することが既に決まっており、売主がいないという点から、買主の為に買主に成り代わって施工の状況を診るというところです。
悪いところがあれば依頼者に成り代わり指摘し是正をお願いすることも多いです。引き渡し前なので不具合や施工不良が見つかった場合、ほとんどのケースではきっちり対応してくれます。建売住宅を購入される方、必ずと言っていいほど必要なものであると確信します。
診断一例
お客様の声
WEBで住宅診断のキーワードで調べていたらあるサイトで沢山の名前と写真が出てきたのですが、その中から直感で選びました。
そのサイトからホームページに飛んで内容を拝見したところ、キッチリ仕事してくれそうで安心感が持てたので選ばせてもらいました。
ホームインスペクション依頼例(4)
新築工事進捗検査・スポット診断のご依頼
新築工事の着工から完成までの工程検査です。
主な検査内容は、基礎配筋検査、コンクリート打設検査、躯体金物検査、外部防水検査、断熱材施工状況検査等、完成前フルインスペクションですが、希望検査を組み合わせてご依頼が可能です。
この検査の注意点は、当方は設計監理者ではないので是正があった場合、直接業者への指導ができない点です。依頼者様に報告の上依頼者様から是正をしてもらうという流れになります。
また、スポットでの診断のご依頼も多く、雨漏り調査や ブロック診断、敷地や擁壁の状況調査などいろいろなご依頼があります。
診断一例
より多くの口コミはGoogle 口コミを参考にして下さい。
目安の費用
ホームインスペクションって
費用はどれくらいかかるの?
ホームインスペクションの基本費用は以下のとおりです。面積により金額は変わりますのでお問合せ下さい。
※インスペクション費用以外に交通費が必要です。
ホームインスペクション
- 基本料金
-
一般的な住宅(延床面積100m²まで)
100,000円(税別)
100m²を超える場合、10m²につき3,000円(税別)の加算となります。
この金額には床下潜入と小屋裏潜入調査が含まれます。
- 床下潜入
-
床下面積が50m²を超える場合は25m²毎に15,000円(税別)の加算となります
床下潜入単独でのご依頼は別途お見積り致します。
- 小屋裏潜入
-
小屋裏面積が50m²を超える場合は25m²毎に10,000円(税別)の加算となります
小屋裏潜入単独でのご依頼は別途お見積り致します。
縦組ホームインスペクションの調査時間は約6時間です。
全国及び海外どこでも対応致します。
お問合せ頂ければ正確な金額をお知らせ致します。
耐震診断
- 基本料金
-
50,000円(税別)
物件所在行政にて補助金制度もありますのでお問合せ下さい。
その他、中古住宅かし保険、耐震基準合証明にも対応しております。
会社概要
商号 | 株式会社 建組 |
---|---|
創業 |
2002年(法人設立2006年) |
本社 | 〒562-0023 |
URL | https://tategumi.jp/ |
代表取締役 | 福本 智 |
免許等 | 建設業許可 建設業の種類:建築工事業/大工工事業/ 二級建築士事務所 公益社団法人全日本不動産協会・ 日本住宅保証検査機構 A5001693 NPO法人 日本建築学科正会員 |
代表取締役 福本 智
SATOSHI FUKUMOTO
1965年生まれ大阪府八尾市出身。高校時代に米国へ1年間の交換留学の後、外国語大学を経て大手旅行代理店へ。満足度の高いサービスを目指す営業に徹する。
さらなるプロ意識を目指し建築業界へ。腐敗した業界の中で戸惑い学びながら異業種からの独自のスタイルを確立し元請建築サービス会社として2002年に建組FUKUMOTO創業、2006年に法人化、2010年よりホームインスペクション事業を展開し、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を通じ関西圏のインスペクション普及に尽力、現在に至る。
資格
二級建築士 / 宅地建物取引士 / 既存住宅現況検査技術者 / 長優リフォームインスペクター / 住宅瑕疵担保責任保険現場検査員 / 既存木造住宅の耐震診断・改修講習「一般診断講習会」受講修了者(大阪府) / 特定建築物石綿含有建材調査者 / 外装劣化診断士 / 石綿作業主任者 / BIS(北海道建築技術協会断熱施工技術者)